40代の今から資産運用を本格的に始めても間に合うのか?遅くないかな?

俺は20代半ばから投資信託、外貨預金、FXを駆使して資産運用をしてきた。

ただ、運用資金は100万円〜400万円程度。当時、自分が保有していた金融資産(現金や有価証券)の4割以下でしかやっていなかった。

損するかもしれないリスクを犯してまで4割以上の貯金を運用する度胸は無かったのだ。まぁ〜、預貯金好きで資産運用に消極的な日本人の中ではかなり積極的に資産運用している部類に入るんだけどね。

ちなみに、日本人が保有する金融資産の中で投資に回っている金額は2割以下って言われている。また、その大半は金持ち達が投資額に回している金額だろう。よって、人数ベースで見れば、資産運用している日本人の割合なんて10%を大きく割ってるんじゃないかな?実際、同僚と話ししても資産運用している人少ないし・・・。

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俺の資産運用遍歴

20代の頃から資産運用に興味を持ち、日本人の中では積極的に投資をしてきた。しかし、現在は俺の金融資産に占める投資額の割合はたったの14%しか無い。

理由は30代の時に経験した様々な金融危機だ。

  • 2007年:サブプライムローン問題(アメリカの不動産バブル崩壊)
  • 2008年:リーマンショック(100年に1度と言われた世界的金融危機)
  • 2010年:欧州債務危機・ユーロ危機(ギリシャの債務超過・隠しを発端とした危機)
  • 2013年:中国のシャドーバンキング問題
  • 2016年:Brexit(ブリクジット:イギリスのEU離脱問題)

書き出してみると、本当に色んな金融危機があったな・・・。一番シビレたのは、リーマンショックの時だった。

夜中に俺の携帯が次から次に新着メールを受信し始めた。理由は当時ハマっていたFXのロスカット通知。ロスカットとは、ある一定の損失が出た場合、それ以上の損失拡大を防ぐために保有している外貨を強制的に円に戻す制度。保有していたロングポジションのほとんどが強制決済され、一晩にして100万円以上の損失を出した。

寝ぼけていた俺は一体何が起こっているのか理解できず、しばらく呆然としてたなぁ〜。

もちろん、FXだけではない。投資信託も外貨預金も金融危機が多る度に大きく価値を下げた。これらの金融危機が起こる度に、俺は利益確定や損切りで運用資産を預貯金に戻していった。その結果、運用資産の割合は40%から14%まで減少したのだ。

資産運用経験から学んだこと

資産運用を行っている間、様々な金融危機を経験したわけだが、そこから学んだことがある。それは、「金融危機で大きく価値が下がった金融商品はいずれ値を戻す」ということだ。

俺は、金融危機が起こる度にリスクのある金融商品を元本割れの危険が無い現金(=預貯金)に戻した。そして、金融危機によるマーケット市場の混乱が収まり、投資信託や外貨の価値が戻り始めたのを確認して、恐る恐る少額から投資を再開してきた。

この方法が駄目だった。

金融商品が大きく価値を下げた時こそ買い時なのである。なぜなら、いずれ価格は戻るのだから。にも関わらず、臆病になってチマチマと小さな金額から投資を再開するから儲けを出せない。資産運用歴10年以上というそれなりの経験を持っているにも関わらず、このことを全く理解していないし、過去の経験からなにも学んでいない・・・。

まぁ〜、100年に1度と言われるような規模の金融危機が立て続けに起こっているから、しょうがないと言えばしょうがないけど、過去の歴史を見れば金融商品の価値は下がって戻るを繰り返しているわけだからね。「大きな下落時こそ買い時」ってのを再度理解しなきゃな。

どのような投資スタイルを確立すべきか?

だからと言って、どんな時代でも積極的に投資することが正解ではない。

超円高時代においては、外貨を持つより円を持っていた方がいいわけだし、株や投資信託の価格が下がり続けている時は静観する方が正解だろう。それぞれの金融資産の底を確認して投資を再開するのがベストだ。

なんて言っても、「底」ってのが分からないから苦労しているわけだが・・・。「底」を正確に判断できれば誰でも大金持ちになれちゃうもんね。そもそも、経済の専門家でさえ金融商品の今後の価値を予測することは出来ないわけなんだから無理だよね。(正しくは、予測しているけど多くの専門家が予測を外している訳で、誰も未来を当てることは出来ないってことだね)

ここまでの話の要点を簡単にまとめると・・・

  • 金融危機は度々やってくる。
  • その度に金融マーケットは大きく混乱し、株・債権・投資信託等は大暴落する。
  • 大暴落した時こそ金融商品の絶好の買い時。
  • 但し、大暴落はいつまで続くか分からない。専門家の予測・予想・見通しも当てにならない。

さて、この要点からなにを導き出し、今後の投資に役立てれば良いのか?

って、このことについて昔ブログで書いた気がするな・・・。ということで詳しくはこちら→「投資信託ならインデックスの自動積立で決まり!

投資信託に限って書いた記事だが、株も外貨預金も基本的には同じだからね。ポイントは、金融商品の価値変動を予測できないなら、ドルコスト平均法を使って長期投資をすべきということ。このドルコスト平均法に加えて、大暴落時に追加購入するってのが理想の投資スタイルかな。

40代の今から資産運用を本格的に開始しても間にあう?遅くない?

今回、ブログを書く切っ掛けとなった自分の悩みはズバリこれ。損しない投資方法とか、理想の投資スタイルとかではない。詳細に書くと以下2つが俺の悩み。

  1. 40代を目前とした今から本格的に投資を再開し、保有する金融資産における投資額の割合を大きく増やしてもいいのか?
  2. アベノミクス&トランポノミクス相場で大きく回復した世界経済の中、今は投資を本格的に再開する時期なのだろうか?

1つ目の悩み:適正な投資額の割合は?

まず、1つ目に対する回答は投資は早く始めた方が良いということと、もう老後を見据えた資産運用をすべき年齢なんだから20代程リスクをとった資産運用は避けるべきということだろう。

ざっくりだが、60歳までに最低3,000万円は貯め込みたいから、3,000万円分は預貯金にするか、リスクが低い金融資産で運用する。それ以上の余剰資金は俺の投資スタンス次第。大きくリスクをとっても人生一発逆転を狙いたければそれなりのハイリスク・ハイリターン投資にチャレンジしてもいいだろう。

ざっくりと試算してみる。

【前提】

  • 60歳(約20年後)に3000万円は安全資産の預貯金で持っていたい。
  • 毎月の余剰資金は20万円とする。
    つまり、貯金しても投資しても良い金額(収入−支出)※ボーナスは取り敢えず無視。

【適正な投資割合の試算】

  • 毎月の余剰資金20万円を全額預貯金したとすると、年間の貯金額は240万なので、60歳時点では4800万円となる。(20万円×12ヶ月×20年)
  • この場合の投資に割り当てな可能な金額は1800万円(=4800万円ー3000万円)
  • これを月間に戻すと7.5万円(=1800万円÷20年÷12ヶ月)

ということで、俺が毎月投資に突っ込む金額は7.5万円が適正となる。割合で言うと、37.5%(7.5万円÷20万円)

但し、これは現在保有している金融資産を無視した計算である。現在保有している預貯金を考えると、50%(金額で言うと10万円)以上を投資に使っても問題ないことになる。

2つ目の悩み:景気が良くなっている今からでも間に合う?遅くない?

これは、上記で紹介したブログ記事を見てもらえば詳細は分かってもらえると思うが、今のマーケット相場が上限なのか下限なのか?は誰にも分からない。

だから、今から資産運用を本格的に開始しても間に合うし、遅いことはない。

1つ目の悩み解決で導き出した投資額の割合さえ守れば、今からでも投資を開始すべきだ。但し、あくまでもドルコスト平均法で投資すること。今保有している預貯金を使って大きな金額を一気に投資しないことだ。

つまり、現在の投資割合の14%を一気に増やさないこと。時間をかけて50%位を目指すのが俺にとって最善の投資戦略ということになる。後は、何年後に50%を目指すのか?という事が新たな悩みとなるわけだ。

それは今後の年収の推移や生活スタイルの変化も大きく関係してくるんだよね。

再婚するか?子供を持つか?転職するか?家賃が高いけど便利な場所に引っ越すか?etc・・・・。

なので、この新たな悩みに対する解決方針は今決められないな。

取り敢えず、「今からで遅くない!間にあう!毎月10万円を積立投資に回すべき!」が回答という事にしよう。

10万円を何に投資するか考えなきゃな。